効率を重視した薄いテキストの話

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効率を重視した薄いテキストの話

効率を重視した薄いテキストの話をしていこう。

 

この「薄いテキスト」といえば、
メジャーどころではユーキャンが採用してたりするのだが、

 

どうも一部の声では、
「薄いから内容が・・・」などの指摘があるのも確かである。

 

これについてちょっと語らせてほしい。

 

宅建試験には効率を求めたい!

資格スクールで総合的に期待したいことといえば、
やっぱり「効率性」ではないだろうか?

 

自分で勉強のスケジュールを組むのではなく、
用意されたカリキュラムに沿って学習を進めるというところ。

 

自分一人でイチから学習内容を頭に入れる作業をするのではなく、
教師に教えてもらって学習するというところ。

 

「ココが出るかな?出ないかな?」と自分で試行錯誤して
試験の傾向を予測したり分析するのではなく、
「ココは捨ててもいいよ!後回しでいいよ!」と
戦略を知り尽くした教師に教えてもらってそれに従うこと。

 

以上のようなことを「効率性が高い」といえるわけだ。
私が資格学校を利用すべきだという理由はまさにそれである。

 

効率中の効率なんだが・・・

そこで、「効率性を重視した薄いテキスト」についてだ。

 

そもそも講座や学校を利用すること自体が効率的なわけだが、
その効率的な講座がさらに「効率性を重視」しているのである。

 

見方によっては、「効率の極み」であり、
めちゃくちゃ効率的な気がするのだが、、、

 

ただ、その一方で、
「それって、テキスト内容まで薄くなってしまうのでは・・・?」
と心配になりそうな話でもある。

 

例えば、学校や講座によっては、
出題の可能性が低いところにはあまり触れないどころか、
まったくタッチしないという方針もある。

 

となると、それじゃあダメじゃないの?と疑問が生じるわけだ。

 

薄いテキストはダメ・・・なの?

私としては、ダメでもないと考えている。
というのも、その講座の方針でコレだと結論を出しているはずだからだ。

 

もちろん場合によっては、

 

「試験で対応できなかった・・・」
「習ってないから回答に時間がかかった・・・」

 

とか結果的にいろいろ弊害はあるかもしれない。
私が「大丈夫!」と断言しないのはその点なのだ。
だから、そこについては多少の問題は感じる。

 

でも、習っていない問題ができないせいで
点数が落ちるか?不合格になるか?というと、
必ずしもそうではない気がするのだ。

 

というのも、その教材で習った範囲をやっておけば
合格点を目指せるようにはなっているはずだからだ。

 

普通に考えてみると・・・

合格点を取れない教材を世に出しているとしたら、
それを使ったほとんどの人が合格できないことになる。

 

これは大人の話になってしまうが、
もし仮に合格できないような講座があるのなら、
受講者もいなくなってしまって商売にならない。

 

「○○という講座じゃ合格できないよ〜」と噂になったり、
マイナス評価になることを企業がそもそも望んでいるわけがない。

 

となると、「薄いテキスト」にはそれなりに意味があると
考えたほうがいいであろう。

 

 

「テキストのボリューム感」について考えてみた

私の場合、やや分厚い教材で宅建の学習をしたのだが、
じゃあ体感としてはどうだったか?

 

当初は「この量を理解しておくのか・・・大変かも・・・」と思ったが、
どうも講師としては教材の内容をフルで頭に入れろという感じではない。

 

「ココは重要。けどココはあんまり深く突っ込んで学習しないように」
といった具合である。

 

それで講師の言うとおりに重要な部分だけをフォーカスして勉強していくと、
「当初のイメージほどは量は多くないかも!」と感じたのを覚えている。

 

結局のところ、比較するのもなんだが、
薄いテキストをフルでやる量とそんなに変わらないのではないかと
思ってしまうわけだ。

 

宅建バウアーの解釈はこうだ!

私が使っていたテキストというのは、

 

「宅建試験を網羅させて作ったので分厚くなりました。
でも、その中から講師は重要度の高いもの・低いものを上手く選別します。
だから別に全部を完全に理解しろってことじゃないよ〜」

 

というニュアンスの作りといえようか。

 

 

一方、「薄いテキスト」というのは、

 

「あらかじめ重要度の高いものに絞って、テキストを作った結果、
重要度の低いものが載ってない分、薄いテキストになりました。
だから、これだけはできるようになってね〜」

 

といったところであろう。

 

 

結局何が言いたいかというと、、、

テキストが分厚いから良いとか、薄いからダメだとか、
そこでの判断はできないということだ。

 

大切なのは学んだことをいかに追求できているかであって、
項目やページ数の多い少ないに特に左右されることもない。

 

私の使っていたテキストは、
重要じゃないところのページはキレイなままだし、
過去問も要らないところは半分に折り曲げてしまっているくらいだ。

 

逆に、全く違う講座を受けていた友人は、
薄いテキストをクタクタになるほど使い倒していた。

 

このように私と友人は異なる講座・テキストを利用したわけだが、
結果的には二人とも合格にこぎつけていた。

 

二人に共通しているのは、
与えられたモノを言われたとおりに愚直にこなしたということである。

 

ちなみに、、、

テキストが分厚い・薄いとかの基準そのものもあいまいなので、
そういう意味でも左右されてはいけない。

 

ただ、もし不安があるのであれば、
試験範囲を全体的にカバーできてる講座を選べばいいであろう。
なんだったら、やや細かい内容が載っているくらいでもいい。

 

一見、情報量が多くなってムダにも感じそうだが、
ある程度の量があるおかげで理解しやすくもなるのだ。

 

情報量が多いと助かるシーンの例

ちょっと部屋探しで例えてみよう。
あなたがA駅の物件を探している場面を想像してほしい。

 

「A駅から徒歩5分の物件です!」
「直線距離で計算してます」
「歩く速度は分速80mの計算です」
「この物件はA駅から見て大きな池のある公園の向こう側です」
「ちなみにB駅からは徒歩10分です」
「B駅前の道をまっすぐ歩けば着きます。信号もありません」
「A駅から実際に歩いてみると、池の反対に回るので15分かかります」
「スーパー・コンビニはB駅に行く途中にあります」

 

どうだろうか?

 

一瞬、この物件は駅近の良い物件に感じるのだが、
情報が多くなってくると、「アレレ??なんか違うぞ」となってしまう。
少ない情報だけでは判断を誤るとこだったかもしれない。

 

「A駅遠くないか?」「ていうかコレ、B駅の物件じゃね?」とか
「B駅が意外と便利そうだから、B駅の物件を探しなおそ!」とか
「なんやかんや公園があって良い所かも!」とか

 

このように判断材料が多いおかげで視点が広がり、
納得のいく結論が出せるはずだ。

 

もちろん場合によっては悩んでしまう要因にもなるのだが、
雰囲気だけで答えを出すようなことには決してならないわけだ。

 

そういう意味においても、
「試験範囲を全体的にカバーできている」教材を使うのはオススメだ。
それに講師の言うことを聞いていれば、ムダな知識を入れることも少なくなる。

 

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